鍋の恋しい季節が到来です。鍋料理レシピにはたくさんの種類がありますが、今回は「寒さに負けない身体をつくる」鍋料理レシピをご紹介します。
「冬の体調を整える食材」として優秀な新潟県特産の野菜。新潟県の野菜は栄養価も高く鍋料理にピッタリです!是非、家族だんらんで楽しく美味しく、風邪に負けない体をつくり冬を乗り越えましょう。
鍋料理というと、楽しく家族や友人と囲んで食べるという印象がありますが、メリットはそれだけではありません。
鍋料理はとっても栄養価が高い料理の一つです。その理由はこちら。
鍋のメリットは、鍋ひとつでバランス良く栄養が豊富にとれること。見た目も鮮やかで食欲をそそること間違いないはずなのに、低カロリーと言ったら嬉しいですよね。
また、冬の寒さで冷えた身体を温めてくれるので、この季節にピッタリの料理です。
みなさんは鍋料理というと、どんな鍋料理レシピを思いつきますか?鍋料理といってもルールがあるわけではなく、洋風和風に加え家族団欒で食べる鍋や、昨今では一人鍋まで楽しめます。そして具材は家庭によっても違います。
こちらでは、まずオススメの鍋料理レシピを紹介する前に、知って欲しい野菜の栄養価についてお伝えします。冬野菜で、賢く美味しく栄養を摂りましょう。
鍋料理はたくさんの食材を一回で摂れるのが嬉しいところ。また普段から、補えきれない野菜もたくさん摂れます。そこでおすすめしたいのが新潟県特産の野菜です。
新潟県特産の野菜は「身体を温めてくれる食材」が多くあります。漢方に基づいて説明すると、食材には3つのタイプがあり「身体を温める食材」と「身体を冷やす食材」そして「身体を中性に保つ食材」があります。
そのなかでも「体を温める食材」の特徴として挙げられるのが、固い物や寒冷地で収穫される野菜。
つまり新潟県の野菜や寒さの厳しい土地の名産品を積極的にとる事で質全と「体を温める食材」を選んでいるという事になります。
お鍋の中に皆さんはどんな具材をいつもなら入れていますか?せっかく今回、この記事にたどり着いたのであれば、「免疫力や抵抗力を高める食材」を意識して獲りいれてみてはいかがでしょうか?
レンコン・かぼちゃ・ブロッコリー
にんじん・ほうれん草(色の濃い野菜)
ごぼう・さといも・きのこ類
肉類・魚介類・卵・大豆製品・乳製品など
これらの栄養価の高い食材や「旬の食材」を意識して取り入れることで、「その時期に引き起こりやすい体調不良」から守ってくれます。ぜひ、試してみて下さいね。
新潟県特産の冬野菜は体を温める食材が多くあります。肥沃な土壌や厳しい寒さの環境の中で育った野菜は、栄養満点!そこでオススメの鍋料理・汁物をご紹介します。
五臓六腑にしみわたるアンコウの濃厚な味と、お野菜が家族のみんなの笑顔を引き出してくれますよ。
(3~4人前)
材料 | 調味料 |
あんこう(肝入り) 300~400g | あんこうにかける塩 適宜 |
豆腐 適宜 | 昆布だし (顆粒) 5~7g |
にんじん 適宜 | 酒 50g |
しらたき 適宜 | 醤油 50g |
長ネギ 適宜 | みりん 50g |
白菜 適宜 | おろし生姜 1カケ |
しめじ 適宜 |
秋に取れる野菜やキノコをふんだんに使った、心も体もあつたまる料理の一つ。冬に必要な栄養がバッチリとれますよ。
(2~3人前)
材料 | 調味料 |
さといも 2個 | 塩 小さじ1~2 |
ごぼう 1/2本 | 醤油 大さじ1 |
にんじん 1/2本 | みりん 大さじ1 |
きのこ 70g | 酒 大さじ1 |
豆腐 1/2丁 | |
こんにゃく 1枚 | |
打ち豆 1/4カップ | |
だし汁 3カップ | |
サラダ油 少々 |
① 打ち豆はさっと洗い、10分ほど下茹でする。さといも半月ぎり。にんじん、ごぼう、こんにゃく短冊切り。きのこは石突きをとり、こんにゃくは、水切りしてちぎる。
② 鍋にサラダ油いれ、豆腐、打ち豆以外の野菜をいれて出汁をいれて煮る。
③ 全体に火が通ったら、最後に打ち豆をいれて5分程にて出来上がり
けんちょん汁は季節や地方によっても違います。つまり、けんちょん汁はご家庭の数だけ存在します。まさに新潟のおふくろの味!
鶏肉やにんじん、ごぼう、れんこん、里芋などを加え栄養価は満点な鍋料理。また、家庭によっては鮭をいれるところも。年中行事に各家庭で楽しまれる料理の一つ。
材料 | 調味料 |
干し椎茸 3枚 | 水 4カップ |
にんじん 1/2本 | ほんだし 大さじ1/2 |
さといも 3個 | 醤油 小さじ2 |
鶏肉 70g | 塩 少々 |
小ねぎ 適宜 |
新潟の郷土料理のお鍋は、心も体も温まるものばかり。野菜の旨味を活かした料理が多いので、3世代一緒に楽しめます。
またご家庭によってアレンジができるのも魅力の一つ。ぜひ、みなさんもこの冬、新潟郷土料理のお鍋やスープを楽しんでみてはいかがでしょうか?そしてこの冬の寒さに負けず乗り切りましょう。